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田中美津----- 女性誌『クロワッサン』や『FRau』などの東洋医学特集で、その名を目にした人も多いのでは?
『自分で治す冷え症』(マガジンハウス)『いのちのイメージトレーニング』(筑摩書房)『ぼーっとしようよ養生法』(毎日新聞社/文庫は三笠書房)などの著作はいづれも知るひとぞ知るロングセラー。朝日カルチャーセンター(新宿)では長年「イメージトレーニング」の講師としてして活躍している。
いわば田中美津は東洋医学界のスター鍼灸師といっていい。
にもかかわらず、彼女の治療院「れらはるせ」は、捜すのにひと苦労だ。それは両国の、とあるマンションの中にある。それもオートロックのマンションで、しかもどこにも看板は出ていない。電話帳にも載ってない。そんな変わった治療院を、彼女は21年間営んできた。
なかばクローズットにしてきたには訳がある。古くから来ている患者でイッパイで、なかなか新しい患者がとれないからだ。平均で5年以上、患者歴15年以上という人も多い。
ま、腕はいいのだろう。C型肝炎が治ってしまって、医者から「奇跡ですね」といわれたTさんや、大腸に悪性のポリープが二度とできなくなって、ノイローゼ状態から解放されたMさん。そういう人々が「れらはるせ」には溢れている。
がしかし、田中美津がめざしているのは、“病気を治す”ことではない。“病人を治す”ことだという。
「私自身が慢性腎炎だから思うのね。病気が治ることより、毎日の元気や気持ちの良さの方が大事だ、と。冷えや痛み、かゆみといった不快な症状さえなければ、慢性腎炎だろーとアレルギー体質だろーと怖くない。『一病息災』というでしょ。たとえ癌でも、80歳まで元気ならいいわけです。私は弱いからだに悩む人々と二人三脚で歩いていきたい。」
ナルホド、こういう治療師がこのたび冷え症・更年期障害・アレルギー等の治療にのり出すわけで。しかし………。新しい患者をとる余裕というか、時間はあるの?
本人は「大丈夫です。週に2日間だけですが、新しい治療のための時間を作りましたから。」と。
よくなった患者さんたちに頼んで、今まで月2回治療していたのを1回にしてもらって週に2日のアキを作ったとか。 |
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