自律神経とホルモンの乱れを、ハリと光線と気功で治す。

 
治療着を着てベッドに横たわる。その全身を春の光が包んでいく。光のゆりかごの中で…日々の憂さから解き放たれて…。芯からからだがゆるんでいく。時間がゆっくり、ゆっくりと流れて行く。

 1台のベッドを4台の光線治療器が囲む。そこから出る光は、ただからだを温め、リラックスさせるだけのものではない。それはなんと、人工の太陽光線だ。といっても可視光線(虹の七色)と赤外線が中心で、紫外線はホンのすこししか含まれていないから、まったくもって安全無害。なんせ知るひとぞ知るというかたちで、70年間使われ続けてる器具である。

 人間は太陽の光あっての生きものだ。その光は、温熱、解毒、消炎、鎮痛等に効き、免疫力を高めて、からだの内側から病気を治していく。

 そういえばアレルギーなどという病気は、人が太陽の光を浴びなくなった頃から増えてきたような。冷え症もそうだ。
この4台の光線器が、ホンワカジックリ温める。
ハリを打つ田中美津。光線をかけて、ハリを打って、さらに光線をかけて………。
 切り傷やネンザに、この光線器を使えば、みるみる痛みがとれるし、腫れが引いていく。また風邪のひき始めに背中にあてれば、30分後には80パーセント治っている。ウッソーといいたくなるような効き目。でもホントのホント。この光線治療器があれば誰だってその程度の治療はすぐにできちゃう。なんせ癌にだって効くといわれているのだから。

 “人を治して21年”の田中美津は、この光線器に得意のハリを組み合わせて治療する。「ハリもタップリ、光線もタップリです。自律神経とホルモンの乱れには、ハリに光線をプラスした、気持ちいい治療が効くのです。もっとも邪気(病気エネルギー)を長年ため込んでいる人は、最初の1ヶ月位はハリがキツいかもしれませんが。」

 「ハリがキツい」といっても、物理的な痛みとは違う。邪気のたまっているところにドンピシャにハリが入ると、邪気は末端に逃げようとして、足や手先にビッと電気のように走ったり、グッと圧迫感が生じたりetc。「ググッ」「ビビッ」「シュワ」といった擬音でしか表わせないような不思議な感じが生じる。それを表わす言葉がないから、とりあえず「痛い!」といってるわけで、業界では「鍼の響き」といわれてるものだ。切ったり刺したりの痛みとは、根本的に違う。当たり前だ。それじゃ何年にもわたって一人の患者が通ったりはしない。
 ハリと光線とで約1時間ちょっと。そのあと気功を15分間ほど受ける。これ、思わずヨダレが出てしまうほど気持ちがいい‥‥らしい。ナルホド、ハリのきつさを光線と気功で緩和するわけだ。

仕上げは気功。
あまりの気持ちよさにしばしボーっと。


 フーム、ハリと光線と気功の相乗効果か。これはかなり効きそうだ。



セルフケア(養生)も、しっかりと学べる治療院です。


卒直がとりえの田中美津。「21年もの間、わき目もふらず慢性病や難病の治療をしてきたでしょ。いくら意義のある仕事でも飽きるのよね。」と。
 飽きてくると目が死ぬ。人間相手の仕事は目が死んだらおしまいだ。それで彼女は新しいコトを始めようと決心したそうな。

 『新しいこと』の中には、患者を対象としたセルフケアの講座も含まれている。具合が悪ければ誰だって気持ちが暗くなる。でも悩めば悩むほど治らないのが病気です。なかでも自律神経やホルモンがからむビョーキは、心の問題と深く関わっている。

 治りたかった病む自分を責めない、憎まないことが大事。

 「心はからだ」で「からだは心」だ。だから心がおち込む時にはからだが支え、からだがおち込む時には心が支えるということが、できる方がいい。
 「呼吸法やイメージトレーニングや気功を身につければ大丈夫です。深い呼吸ができればイメトレなんてすぐできるし、イメトレができれば気功は簡単。小人数の講座ですから、しっかり学んでもらえると思います。」

患者になると、こういうメリットもあるわけか-------。
 
治るとは……無力感から脱出すること。


 
せっかくョーキなったんだから、
のつながりを知って、
しながら、
治っていくといいですね。

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